日本財団 図書館


 

木材生産実績

049-1.gif

現在、タンザニアの工業の多くは、小規模の非能率老企業によって行われているので、収益率が極めて低い。
製造業は、84年には国内総生産(GDP)の5%を占めた。その最も重要なものは、食料加工、織物、醸造、タバコ製造などである。
政府は、製糖、織物、製革、パルプ・製紙、肥料、セメント、サイザル麻、カシューナッツ加工などの事業に直接投資していたが、砂糖開発資金は別として、これらの事業に対する政府の直接助成を廃止し、85年以降タンザニア投資銀行に融資の権限を委任した。
85年10月、年間75,000トンの製紙能力をもつムフィンディ(Mufindi)製紙バルプ工場が操業を開始した。
政府の第3次開発5カ年計画は、工業、鉱業、農林漁業の開発に重点をおき、国内総生産(GDP)の年間成長率の目標を実質6%と設定して実施されたが、目標額の達成は不可能であった。

 

第3次開発5カ年計画(77−82年)

049-2.gif

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION